自身の声に意識を向け、
身体や心の状態を俯瞰するということを心がけて10日余り。
地に足がつかず、胸から発せられる声。
なんだか無理やり大きく出そうとしている声。
いま一つ自信のない時の声。
楽しく自然に腹から出る声。
その時々の自分の状況を、
自分で認識している以上に反映していて、意識を向けてチェックする事で、自分の感情をより俯瞰することが出来る。
身の回りに起こる出来事に対し、
「自分に何ができるか?」と、勝手に責任をしょいこむ自分。
それを分かっていながらも、
やるならトコトン非習慣を味わおうと、真っ向から抱え込んでいた10日間。
楽しく。無理なく。せっかくやるなら。
と自分に言い聞かせながらやっていたものの、普段やらない事を無理してやるもんだから、なんだか声にまで力みが入り、「いい声 出んなぁ。」と思っていた。
ふと我に帰ると、
これまで積み重ねてきた習慣が疎かになっている。
過剰努力、代償。
学びがない生活だった。
先日の復習会。
久々に良い声が出た。
辺りを整理整頓し、
いま一度、できることを見直してみた。
自分に出来ることと、出来ないこと。
無理に自分を作り上げてやっていないか?
声で自分の本音も明らかになった。
特別なコトや、特別な努力が自分を成長させてくれるように思ってしまうが、
出来るコトだけを、しっかり毎日やる。
自信に満ちた腹からの声を出すには、ただただその積み重ねが重要か。