水平線へ沈んでいく夕陽と、
綺麗なグラデーションのかかった空。
その手前に拡がるのは、
自然が創り出したゴツゴツした岩の曲線と、空のコントラスト。
更に手前に季節を感じさせるススキの穂。
夕陽にフォーカスを向けると、
岩と空のコントラストがまた際立つ。
水平線に沈む夕陽は1日の終わりを。
それを背景にしたススキの穂は、
1年の終わりに近づいていることを知らせている。
なんて後付けメッセージを最後の1枚にとって付ける。
目前にある景色を、
どんなテーマで、どんな構図で、どんなフォーカスで、フレームに収めるか。
写真のセンスがある人は、
こうした場を読む力、それを切り取るのが上手なのだろう。
さて対象者と関わる中で、
1時間というフレームの中に、何をテーマに、どこにフォーカスして、どんな順序で関わるか。
センスがないじゃ済まされない!