裏切らない

 

 

もーーー本当にショック!

なことがあった、直後の新規のお客さま。

 

 

 

 

 

どんな期待を持ってきているだろうか?

 

 

どんな経緯で自分の元に来たのだろうか?

 

 

"前提"や"当たり前"に、対象者との間で差はないだろうか?

 

 

 

 

 

『 期待を裏切らないために 』

そう考えれば考えるほど、何を提供するかということよりも、相手を知ることに意識が向く。

 

相手のペースで、相手が話しやすい環境を作り、相手の話を待つ。

 

 

 

 

 

序盤は、リアクションや返答が少ない方という印象を持っていたが、ゆっくりなだけだったという事に気づく。

 

ついつい、

自分ばかり話がちになることに気づき、相手のペースになるように待つ。

 

 

 

 

自分の習慣にはない程のスローペースになる。

本人の自覚の中に変化が起こり、思ってもいない方向へコンテキストが繋がった。

 

そして、言いずらそうにポツリと教えてくれた。

「 なんでも、ワガママ聞いてくれそうと思って来ました。 」と。

 

 

 

 

 

ソコですか!?笑

って、感じでしたが。

 

 

そんなワガママキャラじゃないような方だったのに、言いずらそうに自ら話してくれたのが、また良し。

 

学びの多い臨床だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

直前に、

「肉屋」と謳う居酒屋さんで、昼食をとった。

 

メニューに書かれた「 手ごねハンバーグ 」。

 

 

 

 

 

 

店内もキレイで、接客も丁寧。

 

昼時間なのに混み合ってもいないし、

こんな近くに良い店発見!とまで、テンションが上がっていたワケです。

 

 

 

 

 

 

注文からものの5分で、料理が出てきて。

 

 

はやっっ!!

と、喜んだの束の間。

 

冷凍を温め直しただけ、汁気のない、硬いハンバーグ。

 

 

 

 

 

チーーーーン。です。

 

 

 

 

 

居酒屋さんのランチだし、

 

本業は夜なんだろうし、

 

スタッフも少なめだし・・・

 

いろんな理由があるんだと思います。

 

 

 

 

 

 

でも、

肉屋手ごねハンバーーーーーーグ、ですよ。

 

 

肉汁アツアツを、ついつい想像しちゃうじゃないですか。

期待もしちゃうじゃないですか。

 

もう、めちゃショックです。

 

 

 

こねてるけど!

確かに、こねてるけど!!

 

 

 

誰も食べることがなくても、

冷凍 手ごねハンバーグと書いて欲しい。

 

夜もきっと、この店に行くことはないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

対象者がソレを見て、どんな期待をするのか。

対象者目線にいつでも戻ることができ、アウトプットもニュートラルに立ち返れなければならない。

 

 

前提のズレはコワいっす。

 

 

 

そのズレが、期待を裏切る。

 

 

 

 

 

 

そうならないために、相手の期待を知る。

相手が何を考えているか知る。

 

知彼知己、百戰不殆

また少し腑に落ちたのでした。