Guide to Movement  勉強会 

 

 

 

Guide to Movement(GTM)とは、

フェルデンクライス岡山が主催する、The Feldenkrais Method®︎をベースとした、悪い動きに対処するための新しい運動パラダイムを探求する講習会です。ヒトの発達や進化に基づいて、運動を機能的に関連づけながら、効率的で無駄のない動きや姿勢に影響を与える促通手技を学んでいきます。

 

こちらでは、過去に開催されたワークショップを基に、姿勢や動きの探求を続けています

 

 

 

 

 

 

 

 

過去ワークショップに参加したことがある方も、参加をしたことがない方も、ヒトの動きに関わるご職業の方は、是非気軽に足を運んでいただき、GTMを知る機会となればと考えています。

そして、より深く、より楽しく、効率よく学ぶ場を目指しています。

 

 

  


 勉強会スケジュール 

 次期開催は未定となっています。

 


 

 参加申し込み フォーム 

メモ: * は入力必須項目です



 過去の 勉強会 

2020.2.13

 

 

Side Sit Transitions

 

Side Sit Transitions。横坐りから反対向きの横坐りへと移行する動き。

様々な日常動作との繋がりを考えながら、この動きを観察していきます。これまでのレッスンと動きの要素は同じだけど、条件が違う。同じ動きを条件を変えて行う意味。レッスンの1つ1つの動き。そして順序。これを深く考察することは、対象者の傾向に対し、より細かな配慮を含んだ対策を組めるようになる!正しい動きを口頭で伝えるんじゃなく、予測される代償パターンに予め制約をかけたり、気づいて欲しい動きを自ら学習されたりするような対策♪今日のディスカッションは熱かった!それぞれの視点を共有できる同志に感謝!!

2019.12.13

 

四つ這い ⇄ 横坐り Cat/Camel、目的・意図から考える

 

 

「 動作をみる→行為をみる 」前回から1人 考えていた上記テーマを、この場に投げてみた。

探究する動きは前回と同じ、四つ這いから横座りの移行の動き。動きの過不足を見つけ、過剰に制約を与え、不足には気づきを。より「効率的な動作の獲得」を目指した前回。→そこから「行為をみる」とした時に、全く違うモノを見ている気分に。レッスン中の、対象者の意図は?と考えてみる。

 上下を見回し、後ろを振り返り、さらに見回すために腰を落として横座りになる動き。目的(意図)をより楽に行えることがGoalとなって、過不足を修正するのは手段に過ぎない、とシフトチェンジ。意図達成のためのバリエーションを対象者に提案すべく、場を変え、重力の向きを変え、制約を変え・・その中で「見る」という意図を持って動いてもらう。治療者側の裁量は脇に置いて、対象者のCNSに、再統合を委ねる。そうすると、僕の知識ではまだ捉えられない動きの統合だったり、〇〇じゃないと出来ないと思ってたのにできちゃったり、どうやって統合されたか分からないけど上手くできちゃったり。。中枢神経系が作り上げる「動き」。「理解した!」なんて言うのは烏滸がましいのか。無理なのか。一側面を見続けているに過ぎないのか。。改めて、思い知った夜🌙Guide to Movementの本質に、少し戻れたように感じた良い時間。"結論づけ”は出来ない勉強会。深め続けるだけ。探究会♪

2019.11.26

 

四つ這い ⇄ 横坐り Cat/Camel

 

 

 

今回のGTM勉強会から、新しいレッスンに突入。四つ這いから、片側に体重移動。対側の脚を後ろへと伸ばしていき、荷重している側のお尻は外側の床に向かってお尻を下ろしていきます。横坐りになるまでの移行の動きです。この動き、荷重側の脚が、骨格荷重により支えられコーナーストーンマッスルで操作出来ていないと、体幹には様々な代償が起こります。でも今や体幹は床から離れ、自由度 増し増し。体幹の動きを捉えたり、自身で気づくには、床上で動くことがどんなに有意だったか!早くも床が恋しい!!

ってことで、自由度の高いこのレッスン。矢状面上の動き、前額面上の動きと分けて、それぞれを探究してからMix!という形をとりました。抗重力位での強烈なPFCへの作用。往復運動の利点。とくと味わい、変化は凄いものでした。これまでのレッスンとの共通点も見出しながら、少しずつ整理がついてきたように思いますが、難しい動きです。正直 1人で探究している時は、どうなるかと思ってました。分からないから深める。経験を通して整理する。主催の僕が、また一番楽しませてもらいました♪

2019.11.15

 

Side-lie TransitionとSitting circles

 

引き続き、側臥位で行うレッスンを探究しますが、今度は座った姿勢と対比していきました。

座って斜め45度方向を、上下交互に見る動き。側臥位で、上下の膝を前後に滑らせる動き。

複雑に捉えていたそれぞれのレッスンも、胴体とコーナーストーンマッスルの動きを捉えていくと、基本は同じ動きだと気づきます。ってことは、座った姿勢でみられる様々な傾向や不均衡に対し、側臥位でもガイドが出来るってこと!!

だがしかし、同じ動きだけれど、重力のかかる方向や、床の制約が異なります。ってことは、座位における行為の構成要素それぞれに対し、従重力、抗重力、除重力という環境を設定したり、床という制約を使って働きかけることが出来るってこと!!ほんと凄い話。考えるほどテンションが上がります!

今回は大人数で湿度マックス。初めての方は皆の格好の餌食に!!被験者として、体感から良い学びを経験できますので是非とも^ ^

2019.10.30

 

Side-lie TransitionとWish Bone

 

前回に続き、側臥位のレッスンの探求です!同じような動きを仰向けで行うWish Boneのレッスンと対比しながら行っていくと、側臥位で行うメリットが明確に。特に左右のコーナーストーンマッスルの協調が求められることの意味は大きい!そしてWormは自由故に、代償が起こりやすい。いかに制約を与えていくのか!?DiagonalをテーマにしたWormは、より評価が詳細に求められ、そこからの戦略会議はまるでゲームように楽しめました😚

2019.10.17

 

Side-lie Transition

 

脚を曲げた側臥位から、前へ後ろへ転がる動きの中で、脚(PFC)とWormの組織化を図るレッスンの探究がテーマです。この動きにおける対象者の戦略は、仰向けや、座ったり、立ったり、強いては移動の中での行為における戦略と、同様の傾向が観察できることは、言うまでもありません。ただ、同じ身体の動きでも、重力の影響も違えば、床から与えられる感覚も制約も違う。そして逆に、"自由になるところ"も。Wormへの屈伸の制約も自由。PFCへの制約も自由。自由ゆえに、考えずに行うと、上澄みしか味わえないレッスンかもしれません。自由ゆえに、考えて行うと、様々な傾向を持つ対象者に、適当なガイドが行えるかもしれません。

 

2019.10.5-6

 

札幌 Guide to Movement

『 Pelvic Forece Couples 』

 

フェルデンクライス岡山主催、Guide to Movement。今回は「 Pelvic Force Couples 」をテーマに開催されました。

発達の段階に基づいて構成されるGTMは、これまでの床上の動きから、臥位から座位、座位から立位へと移行、発達を遂げました。360°見渡すという意図によるWormと、床反力を脚から伝えるPFCとの協調的、組織化された動き。

組織化とは、どちらかが過剰でも不足でもなく、対象者自らの固有感覚をもとに学習され、様々な動きの経験を基に、対象者が主体的に洗練していった結果起こります。

そんな事を、PFCのテーマのもとに、参加者全員に経験・実感させた。というか全員をレッスンした感じでした。まさに「悪い動きに対処するための、新しい運動パラダイムを探究する講習会」。シフト後は混乱するのが常。でも今回は、初参加者も多かったのに、皆実感し、あまりにも分かりやすかった危険な回です。まるで分かったような気になりそうです。自分で提供しようとすると、「簡単そうに見えたのに・・自分でやろうとすると出来ん!」って、良くある事が。洗練の結果、分かりやすく伝えることが出来てるだけです。

今回の流れを受けて、GTM勉強会のあり方にやや悩みましたが、やっぱ1つ1つ。コツコツと、レッスンの意味を十分に考え、咀嚼しなければ。という訳で、また細かい事まで考えながら、半年やっていくテーマを頂きました♪

2019.9.25

 

Wishboneの中のLegs

 

前回に引き続きWishboneのレッスンをリファレンスに、今回は脚からの制御にフォーカスを当てて探究し、その影響をディスカッションしていきました。The Worm Acquires Legs。このテーマで半年やってると、日常の生活や臨床場面でも 随分と意識させられ、特にWormに関しては、職業病のように目が向いてしまいます。それでも、まだまだ探究したい事は次から次へ湧いてくる。「解明!」とはいかないようです(^^;
しかし、この環境には、随分と成長の機会をもらってるなぁと思います。自分の現在地を確認しながら、自分をどんな環境下に置くか?これをテーマにまた一歩ずつ進みます。

 

 

2019.9.11

 

Wishboneの中のWorm 

 

言ってしまえば、「片脚 踏んで、片脚 あげる」このシンプルな動きを、また好き者ばかりが集まって探究し、夜な夜な盛り上がるという、GTM勉強会。仰向けになって両足を立て、膝は天井に。そこから右足を床に押し込んでくと、右の臀筋が収縮してお尻は床から持ち上がり、骨盤は左上へと転がります。あわせて左足を床から少し持ち上げようとすると、腸腰筋の収縮で骨盤を左下へと引っ張り、反対の臀筋と合わせて、骨盤を左へ転がします。

Wishboneというレッスンの一節。床反力の効率的な伝達による骨盤制御、Pelvic Force Couple。そして本日のお題『 この時 Wormは? 』右お尻と左肩が近づく対角線上のRoundや、側屈方向へと協調的に働きます。それらに対応したWormのレッスンの前後で、Wishboneを行ないディスカッションしました。これらの動きに過不足があったり、腰の反りなどの習慣があると、足底からの床反力を効率的に使えなくなる事を実感します。逆にWormがしっかり動くと、より楽に臀筋や腸腰筋を使えるように。側屈のレッスン後にはもう感動!外旋筋の同時収縮。Wormが邪魔してたのか、お前か!!って。「踏む」という動作の中で起こる様々なエラーについて、Knee-inと称したり、アーチがとか、下腹部の安定性が・・というには、もっと前段階の準備が不可欠であることを、身をもって経験した時間♪

2019.8.28

Wishbone
仰向けになり膝を立て、足裏で床を押した力で骨盤を動かす。これまで両脚で行なってきたものを片脚で行っていきます。片側の臀筋、そして反対側の腸腰筋。移動の基礎となるPelvic Force Coupleの動きを探究しました。難易度が少し上がると、また習慣パターンが顔を出してきます。Worm の習慣的な過剰努力や代償。足の上に膝が留まる骨格荷重。左右の分化。これまで探究してきたことが、シンプルだけど複雑なこの動きを観察する助けになってきたことを実感!そして前額面や矢状面をまたいだ三次元的な動きを見るには、Transitionの動きを探究した経験が役立ちました。半年前を思うと、いかに表面的にしか捉えられていなかったかと。同じ事象の観察も経験を深めていくと、まるで違うものに見えてきます。チョット達成感を味わいつつも、「分かったつもり。」でまた止まらないよう、まだまだ探究は続きます!

2019.8.10

 

続 バーバルレス(言葉少なめ)レッスン 

 

今回は3名という少人数。贅沢に時間を使ってガイドを考え、評価した姿勢を他者の切り口で深めるという事も楽しみました♪ これがまた、本当 勉強になった。結果が求められる普段の臨床では、馴染みのある(習慣的な)切り口をどうしても使いがち。馴染みのない(非習慣的な)切り口も、こうしたゲームで遊ぶことで洗練されていきます!他者の意見や馴染みのない評価も、良い/悪いじゃなくバリエーションの1つ。

鼻から判断してしまうと、画一的になって洗練は止まります。
非習慣を堪能すると、視野が狭かった〜って、思い込みだった〜って気づきます。こんな角度からもいけるか!って、対象者に応じて使い分けられそうな、これまでにないアイディアが♪ヒトの姿勢や動きも。様々な生活場面でも同じ事が言えそうで。馴染みがない事にいかに寛容であるか。そして、それを対象者にどう提案するか。バリエーションを増やす!楽しむ!これってスゴく学びが多い意識です。今日はもう新発見だらけ!!少人数の良さも堪能し、GTM勉強会も新たなバリエーションが生まれそうです。「3人だと少なくてどうなるか」って思ったけど、それも思い込みでした^^

2019.7.24

 

バーバルレス(言葉少なめ)レッスン

 

対象者の動きの不均衡を評価し、より良い動きのためのテーマを決め、それを相手に伝えずにレッスンするというゲームを楽しみました♪動きの改善ではなく、そのテーマや対象者自身の不均衡を、自ら"気づく"ことをゴールとしました。普段は、対象者の動きを改善へと導くために、言葉を使います。「ココが動いてないよ。」とか「ココで頑張りすぎてるよ。」とかって。その説明は抜き!っていうゲーム。

それでも対象者に気づいてもらうためには、レッスンの流れや内容は、より一層の工夫が必要でした。で、「 結局どんな工夫をしたの?」というアイディアを共有。ウェーバフェヒナーの法則。微。左右の比較(交互運動)。同じレッスンのバリエーション。場の変換。過剰に対する制約(最高の意地悪)。対象者の固有感覚に効率的に働きかける工夫が深まりました。そして、言われて”気づく"のと、"気づかされる”のって、大きな違いも再確認。自分で気づいた瞬間って・・・笑っちゃうらしい♪そして気づいたら変わっちゃう、自分でもっと探したくなるらしい♪

2019.7.11

側屈

テーマはWormを側屈でみる。札幌から車でニセコを目指すにあたり、いつも小樽経由だったのを、中山峠走ってみる感じ。目的地は同じだけど、道順を変えてみる。どちらも探求すると、「ニセコ旅行」そのものの楽しみ方が変わってきます。視点や方法をいつもと変えようとする時、初めは効率を求めません。いつも通りが慣れてて効率がいい のは当然で、そこを基準に置くと洗練は止まってしまいます。Wormの360度の立体的で難解な動きが、少しずつ馴染みあるものになってきた!って、そんな気分になるんですよ。新しい視点を放棄すれば。また違った視点を見つけては悩む。探求を続けます♪

 

 

 

 

 

 

2019.6.20

 

Postural Pattern

コーヒーを自分で淹れるようになって1年半。まずは1年半、豆に合わせた挽き加減を探求しました。そこそこ美味しくなるようになってきたけど・・他にも お湯の温度に淹れ方に。ペーパー?ネル?・・要素はまだまだあるもんだから、好きじゃないとやってられません。まして出来たコーヒーを飲んで、「酸味が・」とか「苦味が・」と評論するだけならまだしも、その工程を予想するとなると、話は別。それぞれの違いを十分に知っていないと・・・あ、昨晩のGTM勉強会、「姿勢を評価する」って話です笑
座った姿勢✖️、改め「水平を見るという行為」の評価。下を向くのに丸く、上を向くのにアーチ、これらの動きに不均衡があると、当然 水平を見るという行為にも同様の傾向が。そして、対角線上や同側の動き、座位となると股関節の傾向、そして側屈と。それらの加減が、「水平を見るという行為」に影響しています。「筋力が・」とか「可動域が・」と、結果を評論するのは置いておいて、その成り立ちを探求していきます。今回、側屈を改めて考えると大混乱。7月はもう一回床に戻らねば。GTM勉強会は各回、テーマを設定して探求。そこそこのコーヒーで満足せず、各要素が全体に及ぼす影響を、少しずつ楽しんで深めていければなぁと♪

 

 

 

 

 

 

2019.6.11

 

骨盤時計、座り姿勢への影響

臨床では、対象者の日常の姿勢や動きを見て、悪い動きに対処していますよね。本人が自分のクセに気づいていけるようガイドしたり、より良い動かし方を提案したりして。それは、つまり非習慣を提案する事。だから、本人が"迷う”とか”悩む”という模索の段階は、必要なプロセス!「出来た!」とか「治った!」とか、つい結果に目がいき過ぎになりがちなんですよね。『 模索の先に、自分で見つけるものは!? 』って、本人主体に進められた時、自分もビックリするような本人の気づきが待ってたりして、普段 いかにGoalを勝手に設定して、動きを是正しようとしてしまってるかに気づかされるのです。何度も何度も。
対象者にそれ求めるのだから、自分もそうありたいし、この会もそうありたいのです♪これまでの知識とか、肩書きとか、出来ないかもって不安とか、一旦 手放して脇に置いて。純粋にみんなで動きをみる。出来る!が目標じゃなく、プロセスを楽しむ!毎回 1つのテーマをもとに探求するので、新しい発見があります。今回のテーマは「骨盤時計と座り姿勢の影響」。『 えーー何これ!笑 』『 これは・・分からん!! 』こんな言葉がつい出てしまうような、臨床とはかけ離れた脚からの探求。模索の結果、たくさんの気づきを楽しむ回となりました。主催者が一番 笑動きの探求を通して、分からないこと、分かったつもりになっていた事を見つけ、共に楽しみましょう♪今回、また初参加者もいましたが 楽しんでいただけたようです^^

 

 

 

 

 

 

2019.5.30

 

骨盤時計

 

仰向けで膝を立てた状態で、骨盤の後ろに時計の文字盤をイメージ。骨盤を様々な方向へ転がすための、コーナーストーンマッスルの働きを探求しました。これが座った姿勢のオリエンテーションにどう影響するのか?と、前後の違いを楽しみました。もっとも時計とは名ばかりで、完成した時計は1/4?1/2?..仰向けで骨盤を上下に転がそうとしても、体幹筋を使った制御が習慣的で、先行して過剰に働いたり、楽な動きを邪魔したりします。頭では分かってて、やっている”つもり”の対象者に、どんな場を提供すれば、コーナーストーンマッスルを主観的に感じ取れるでしょう?と楽しくディスカッションは進みました♪
だんだんに眉間にシワが寄っていくような、「なんとか動きを良く!」と努力させてしまうようなガイドでは、過剰なパターンや新たな代償が使われています。非習慣をガイドするには、対象者のパターンを考え抜いたピッタリの場を提供すること。その場にいるだけで学べるから、あとは勝手に遊んで!くらいの自信と余裕が必要です♪ そこで一旦 目的を脇に置いて遊べると、対象者主体の学びが起きてくるようです!
この辺はもっともっと深めたい♪今回 はじめましての方も2人来られ、いつもとまた違う場に♪ 簡単なオリエンテーションの下に、最後まで参加いただいたことを通して、なんとなくGTMの理解を深めていく。僕にとっての非習慣の流れも楽しませていただきました^^新しい風が吹いたこの場は、僕らにもまた新たな学びの機会をもたらしてくれているでしょう♪

 

 

 

 

2019.4.23

 

Side Sit Bend - 横坐り- 

 

1つのワークを深く深く掘り下げて、みんなで考えていく。ほんっと楽しい会になってきました♪

発達の側面からも意味の深い「横坐り」が昨晩のGTM勉強会のテーマ。まず、立った姿勢で床に落ちた物を拾う動きを観察。生活の中で、何百回と繰り返される「前に屈む」「前や下に手を伸ばす」動き。特に腰痛の人なんかは、腰をたくさん使って屈むから痛いわけで、そんな時『股関節を使いましょう♪』なんて言いますよね。どのくらいって伝えましょうか?股関節の柔軟性って、どの程度?筋力の問題?Wormと股関節の協調性、つまり「ちょうど良い」とか「効率的」ってどうやって伝えます?なんて考えてみるところから。対象者に固有感覚的に認識してもらって、トライ&エラーに基づいた学習をガイドするGuide to Movement。
 横坐りで、床に手をつく。床上で片手を前後にスライドさせる。床からちょっと手を持ち上げる。前の壁を見るように視線を上げる。同じような動作を行ってるつもりでも、無意識にその人ならではのWormの傾向から、ついた手の位置が違うとか、上げるタイミングが違うとか、どこを力源としてるとか、”ちょっとした加減”の違いが観察できます。そして両手をスライド。外旋した下側の脚。内旋した上側の脚。脚で床を押して姿勢を制御していることにフォーカスが向きます。The Worm Aquires Leg!『下の股関節キッツ!!』と声が響きます。Wormじゃなくて、股関節使えばいいんでしょ?みたいな。男だけの参加者だったことも相まって、一時 鍛錬会に名前を変えようかと思うような雰囲気に。『股関節 効いたわー』で終わらないように、効率を再び考え、不参加のところにもフォーカスを向けました。意識が及んでいなかった上側の内旋した脚の役割を考えていった後、あんなにスムーズになるとは。。PFCおそるべし。
やはり、知っているところだけが動きに参加しません。そこだけがきつくなります。「こんなもん」って思いがちです。同じ視野の中で努力→突破もいいけれど、枠の外をどんどん見続けていけるように。分かってもまたハマるんですけどね。そのパターンもまた味わいます♪
そして、自身が深く味わったからこそ、「じゃ、こうしてみたら?」って、ちょっと条件変えるくらいで、対象者に必要な感覚を対象者へ伝えるアイディアが湧いてきます。手の込んだコース料理!みたいなギフトも、運動好きの人には良いかもしれないけど、「 ここのカレー屋、思ったより辛いんですけど!!! 」って汗だくになってる時に、ちょうどティッシュ 出してくれる位ような、優しいギフトも良い♪運動嫌いの人や、1対1の臨床向きのギフトかもしれません。

 

 

 

 

 

 

2019.4.23

 

Pelvic tilts - 前後傾 -

 

座位における骨盤のコントロール。この力源が、体幹筋を主とする場合と、脚を介して床反力を伝える場合という、この2つの違い。たったコレだけの”違い"を、また半年かけて探求していくことになります。新たな課題を手に、まずは骨盤の前後傾に絞り、その違いを探求していきました。頭で分かっているだけのことと、実際にできることは異なります。出来たつもりになるのは簡単でも、小さな違いの積み重ねは、結果として大きな違いを生み出します。派手な動きや、大げさな動きの中でではなく、日常のちょっとした動作の中における”違い"として、対象者に効率よく提供できることを目指し、まずは自らの深い探求を。姿勢や動作の獲得自体が目的ではなく、対象者の意図を達成させるための行為に、姿勢が組織化するための手段。あぁ、改めて深いトコロに足を踏み入れたなぁ、と。半年後の成長が楽しみでなりません♪

 

 

 

 

 

 

2019.4.6-7

札幌 Guide to Movement

 The Worm Aquires Legs

 

発達の段階に基づいてヒトの動きを探求するGTM。これまでは、様々な方向へと視線を送るためのWorm(頭-胴体-骨盤)を、床上で探求してきましたが、ついに…足が生えました♪

The Worm Acquires Legs

より高い視野を得ようと、胴体を直立させる。そのために足を介して床半力を利用する。そんな探求が始まりました!知れば知るほど、深さが、凄さがわかってきて。それを言葉にしようと思えば思うほど、あぁ無理なんだなぁって思いながら・・書く笑

僕らが対象者の姿勢や動きについて、何かガイドしようとする時、対象者自身が「もとの効率の悪さに気づいてない」「良い動きを持ち合わせていない」そんな時。「改善?是正?してあげる」「正しい動きを伝える」「これが悪いって指摘する」「良い動きを模倣させる」その時は出来た気になるかも知れない。「あーー、そういう事♪」って浅はかに納得して、新たな代償動作が生まれることだってある。必要なのは気づきのプロセス。対象者自身の実体験。こんな事を伝えるワークショップだから。参加者にも、そんな流れを提供してる。『 正しいアプローチはこう! 』という学びではなく、ワークを通して、参加者自身が出来ない事に気づいていく。奥深いものを、改めて奥深いと理解していく。様々な経験を持った参加者それぞれが、それぞれの気づきを得て帰っていく。知れば知るほど、やってることの凄さが分かってきました(^^;

ワークショップが終わった時、受け取ったのは新たな探求のテーマに過ぎない。さて、僕自身も受け取った課題が多い今回。これから半年、みっちり楽しく探求していきましょう!!

 

 

 

 

 

 

2019.3.22

 

違いのガイド

 

 

「 The Maturing Worm 」をテーマとして行ってきた半年間。Guide to Movement開催を2週後に控え、今回が最後。自分にとって、ちょっとした挑戦の回でした。
これまでの学びをもとに、 対象者の座位を観察して、より効率良い姿勢へとガイド。観察して不均衡を見つけると、「対象者に伝え、そこの動きを 引き出す!!」 みたいに、今でもやはりなってしまう。セラピスト同士のグループ学習だと なおさら。「目的意識を強く持ちすぎる」と、対象者主体の学びは起こらずに、押し付けになる。でも「目的から逸れすぎる」と、ただの遊びになる。「是正」と「提案」の違い。難しいテーマでした。頭では分かっているつもりでも。。対象者の姿勢にとってフォーカスしたい所に、違いを感じられるように、ただガイドする。良い、悪い、は対象者のCNSに判断してもらえるように。
「改善する」という目的を、ちょっと脇に置いておくというゲームのルール。これがいかに非習慣な臨床展開であったか。ボクサーからキックボクサーに転身したつもりが、いざ「パンチ打っちゃダメよ」となると、まだまだ足技が足りないことに気づきます。うーーーパンチ打ちてェ!みたいな。。目的を持って対象者に関わることは当然ですが、本人主体の気づきを提供していくには、まだまだ探求が必要のようです。そしてそれを勉強会でテーマにするには、自身の探求がもっと必要だとも感じました。

 

 

 

 

 

 

2019.3.15

 

座位 Neutral

 

 

対象者の座った姿勢(今回は矢状面上)を評価して、その方により楽なNeutralへとガイドする。今日のGTM勉強会は、より臨床に近い形。静的にそこに留まる姿勢戦略として評価するのでもなく。その構造(S字カーブ)をただ捉えるのでもなく。上を見る。下を見る。そして、どちらでもない水平の高さを見る、その行為の傾向を観察していきます。リアルタイムに実施し続けている、"見る"という探索活動としての傾向を。
下を見る時には、Wormは比較的 均一に丸まってるのに、上を見る時には首ばかりで上を見る対象者。Neutralを意識した所で、その傾向は如実。そうした動きの不均衡が続くことは、構造上の不均衡までもたらします。セラピスト同士なので、「胸椎がまだ丸い」なんて耳に入ると、意識的に反らす事は出来てしまいます。ただ、それが習慣へと繋がる?っていうと、そうじゃない事は皆経験済みじゃないでしょうか。
見上げる動きの組織化としての、胸椎の参加。そこにコンテキストを持って、固有受容性に気づきがあると、見上げる動きがより楽になる。より効率の良い動きは、中枢神経系が選択し習慣へ。そんなコンテキストを持つ関わりを目指し、「場の変換」「重力の影響」「制約」「固有受容性の自己認識」「往復運動」などのカードを切っていきました。そして、これらの経緯を踏まえた上での、1つの秀逸なHome Programの作成!!めっちゃNeutralが変わることに感動でした。そして今日は夢中になりすぎ、ほとんど写真を撮り忘れちゃいました(^^;

 

 

 

 

 

 

2019.3.8

 

Baby RollsとSitting circles

 

 

Baby RoLLs。動きの宝庫と言われるが故に、多くの要素を含む。

膝を立てて仰向けになり天井を見る。視線を足元に向かって下へと動かすと、頭-胴体-骨盤(Worm)は丸くなる。より均一な組織化されたFlexionでは、目線はより下方を見ることができる。次に、膝の間から見える足元の壁を、その高さを保ったまま右へ、左へと見渡す。左右のWormは分化する必要がある。そして、その視線を右へ右へと移していくと、真横の壁を望むあたりで、頭-胴体-骨盤は屈曲から伸展へと動きを変える。これはTransitionとも、屈曲と伸展のNeutralとも呼べるのだろうか。その時、視線の高さを保っていられるのは側屈。そのまま頭上の壁へと視線を動かすのは、 Wormのアーチである。

『 360度 見渡すためのWormの組織化された動き 』

これら1つ1つの要素を十分に学習してきた参加者は、この言葉の意味が実体験として落とし込め始めたのではないでしょうか。宝庫といえば宝庫、複雑といえば複雑なこのBaby Rollsの動きを、『視線を動かすためのWorm』と位置付けていくと、様々な場に変換して考えることができるようになりそうです。

「楽しく学ぶ」ことは、能動的な新しいアイディアも出やすくなります。この場の成長もつくづくと感じながら、一つの区切りとなる貴重な時間となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.2.21

 

Baby AirplaneからのTransition

うつ伏せで手足を持ち上げて、視線を高くするbaby airplane。今回は参加者同士でこの動きを観察し合い、より良いアーチを作る!という目標のもとに行いました。初めは腰の筋力を主役に動かそうとする方が多く、横から見ると2つ折携帯。「背中が丸くなってないですねぇ」と声をかけたところで、頭では分かっても、上手くやろうと努力するといつものパターンしか起こりません。それがまた背中の仕事を奪います。腰が過剰、背中が不参加となる構図。さて、どのようにガイドしましょうか?これまでGTMで培ってきたアイディアを改めて思い出していきました。

腰がこれ以上動かない姿勢(制約の適応)で、頭の後ろに手を当てて動くことで、上肢を介して背中に気づきが起こらないか試したり、背中にとっての重力の影響を考え、座って後ろ手にもたれたり、横向きに寝てみたり、うつ伏せでお腹側の圧力に着目したりして、動いてみる。様々なディスカッションが飛び出した良い場でした!

こうしたアイディアの中で、再び視線(意図)に着目してみると、"見上げて見下ろす"という単純な目の動きを様々な姿勢で探求しているに過ぎまないことに気づきます。そこから"水平線を見渡す"という、意図の変化が追加された時…シンプルな思考のもとに、前回の勉強会で課題となった"移行の動き”へと到達!!

『目前のことに意識を向けて成熟していくことで、次のステップは自ずと見えてくる』という、前回の教訓を、まさに実体験として成し得ました!

 

 

 

 

 

 

2019.2.17

Introduction と Worm

今回は一対一という少人数開催。GTMに未参加の方だったので、改めて概要から確認しました。対象者の悪い動きに対し、是正という方向へ働きかけるのではなく、気づきを促すプロセス。そして日常の動作や行為へとコンテキストを持たせるための工夫とは?というテーマになったのかな。臨床応用ということに少しフォーカスを向けながら、GTMに触れていきました。

改めてまとめてみることは、僕自身も良い機会になりました。

 

って大義名分なんですけど、後半はGTMを使って遊びました。被験者になってもらって、「野球のバッティング」に繋げたいという彼のニードにコンテキストを持つように。そこでWormをテーマにディスカッションしながら、楽しむ!

学びの原点って、ここありきなんだよなぁと改めて感じます。

 

シンプルに動きだけを見る」というルールの下には、経験年数の少ないセラピストの方が思考が純粋なのでしょうか。結果的に自分を被験者として、Wormの不均衡をみてもらったのですが、とっても気づきの多いガイドを受けました(><)

期待を通り越し、「ありがとう!」と言って終わる。最高の学びでした。

 

 

 

 

 

 

 

2019.2.8

Sitting circlesとBaby Rolls( Transition

Transition。仰向け、横向き、うつ伏せへと移行する動き。今日はこれをテーマに、座位と臥位の動きのコンテキストを探求する予定でした。

水平を見るための屈曲・伸展のWormの動き。その高さを維持したまま見渡していく動き。そうした動きが成熟し、さらに視線を動かしたいという意図があると、移行は自然に起こります。
動きが未成熟のまま、無理に次のステップを試みると、回旋や過剰努力を伴って代償だらけに。今日は予定を変更し、改めて屈曲・伸展の動きの成熟を目指しました。この動きが成熟してくると、移行が自然に行えるようになってきました。

成長しよう!と、新しいことを試みたり、次のステップを意識するのも1つですが、目前のことに意識を向けて成熟していくことで、次のステップは自ずと見えてくるということでしょうか。 


 

 

 

 

2019.1.30

Sitting Circles と Baby Rolls

仰向けの姿勢から、足元の壁を見ようとするには、頭を持ち上げる必要があります。Worm(頭-胴体-骨盤)が効率よく動かなければ、過剰に腹筋を使ってしまったり、首ばかりが努力したりする。それは機能的な、そして構造的な不均衡へと繋がります。
これは座位で足元を見る時や、自分のヘソを覗くような動きでも同じことが言えます。
座位と臥位で違うのは、重力の方向と、床からのフィードバックを得られるか否か"だけ"。
赤ちゃんは、興味の方向に顔を向けるという意図を達成させるために、体を組織化していきます。そして、床からのフィードバックを得ながら、自ら効率の良いWormの動きを学習していきます。
仰向けで足元の壁を見るために体を丸めたり、うつ伏せで前を見るためにアーチしたりして、その高さを維持しながら左右を見渡していくと寝返りになる。これも、座位で"360°を見渡す”という動きと同じ。
同じ?そう、同じ屈曲と伸展の組み合わせからなるシンプルな動きです。ほんとは。
でも、つい複雑な思考に陥りそうになります。
今日のGTM勉強会では、それを経験へと変えるために、2つのWormを対比しながら学んでいきました。
まずはシンプルな、下を見て丸まる。上を見てアーチする動き。そして下を見渡す動きへと進みます。
ディスカッションの中で、"分析しながら動く"という職業柄のクセを自覚し、今一度 立ち返ってみます。
それは、意図のための組織化であるという原点。
「うまくやろう」という気持ちは一旦置いておいて、"見る”ことを優先したガイドへと工夫を重ねていったところ、本人もガイドをしていた自分も驚きの結果に。その方ならではの、骨盤や腰部の小さな動きによって、"見る”ために組織化されていきました。
それは、多くの男性参加者に囲まれた、女性参加者。
周囲の動きを見て、知らないうちに「正しいと思われる動き」を過剰に引き出そうとしていたようです。そりゃ、うまく出来ないですね。模倣スタイルでは、その人らしい動きという所には到達できない。
なんだか体の動きの話だけではないように感じてしまう、深い楽しい学びの時間となりました^^

 

 

 

 

 

2019.1.16

- The Early WormからThe Maturing Worm

 


ヒトの動きって、なんて奥深いんだ!今日また改めて深く思いました。ロボットの動きを捉えるように、アライメントとして起きた結果だけを捉え、その理由を考えるのは非常にシンプルです。しかしロボットと違い、"ヒトの動きには必ず目的(意図)が存ります。その複雑さをより深く探るため、Guide to Movementの学びをもとに、僕らはまた赤ちゃんに戻って学びます。手足のない動きは、まだシンプルなものですが、この段階でも深すぎる。

初期発達の段階では、興味のある方向を"見る”ために、頭 - 胴体 - 骨盤 (Worm)だけを使います。筋力はロクにありません。Wormがより組織化されて動く時、より高い水平を見ることができます。首ばかりで見ようとする不均衡なWormの動きでは、首を痛めるかもしれませんし、"首から下の筋力が弱い”とか、”硬い”とか、”首の動きが過多”等と評価されるかもしれません。しかし、それは結果に過ぎないのかもしれません。そして低い水平しか見ることができません。どのようにしたら、胴体の動きも参加し、より効率よく見ることが出来るかを学ぶ機会が必要となります。
もう少しWormが成熟すると、姿勢を移行すること。すなわち寝返りを学びます。それは、誰から教えられる事もなく、視力や聴力などが発達する事で興味の対象が拡がるから。「水平を見る」から「見渡す」へと、意図が移行するから。今回のThe Early WormからThe Maturing Wormへの動きの繋がりを再演する事で、それを味わってしまいました。「動きを獲得しよう」なんて目的意識を持たない赤ちゃんが、どのように動きを学習するのか。
大人になってからの首や腰の痛みに代表される、脊柱の動きの不均衡などの対して、目的意識を持ち、悪いところを是正する試みは、日常生活での様々な動きに対応できない。すなわちコンテキストがない。
今回の床上での学びを、もっと成熟した座位で考えてみる。
その探求の試みが、次回 1/30(火)のGTM勉強会のテーマとなります!
勉強会としてのクオリティも、コンテキストを持ちながら、成熟を目指していきます。

 

 

 

2018.12.18

- The Maturing Worm

 

 

屈曲と伸展の動きの組み合わせで姿勢を変換するBaby Rollsの動きを評価し、必要なガイドについて、ディスカッションを行っていきました。屈曲と伸展が均一に行えていないと、回旋などの代償が起こります。一見複雑に見えるこの動きも、よく見ていくとシンプルな動きの組み合わせであると再認識します。また、身体のそれぞれの部分を意識して動かすことが出来ても、視線を動かすという意図のために組織化していなければ意味がない!ということを再認識する回でした。

 

 

 

 

 

2018.11.24

- The Maturing Worm

 

難しく考えるのは簡単。問題点をたくさんあげるのも簡単。

要点を捉えられないと、複雑に考えてしまうし、対象者にも難しく感じさせてしまいます。要点を捉えられると、対象者自身が違いを認識しやすいし、様々な動きへと影響します。The Maturing Wormのワークをお互いに確認しながら、シンプルに見る!テーマを絞る!の練習を繰り返しました。

 

 

 

2018.11.18

- The Maturing Worm

 

今日はThe Maturing Worm、第一回目でした!The Early Wormで探求した、頭-胴体-骨盤の屈曲と伸展の動き。

この動きが成熟することで、背臥位、側臥位、腹臥位への移行へとThe Maturing Wormでは繋がっていきます。動きがより高度になり、複雑と感じてしまいがち。ダイナミックな”移行そのもの"にフォーカスが向きそうになりますが、左右それぞれの屈曲と伸展が十分に行えていること。ただただココかと。ごく少人数ならではに、一人ずつのワークをじっくり観察、ディスカッションやワークを通して、それが明らかになっていきました。準備がしっかり出来ていれば、移行はその結果として起こる!日々の生活にも言えるような、そんな大切な学びでした ♪こうした床上の動きが、垂直になったWorm、そして意図へ。

まだまだまだ、探求の余地があります!